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第60回日本学生科学賞で本校科学部が最優秀賞を受賞!

第60回日本学生科学賞の岡山県審査が行われ、本校の科学部が見事に最優秀の知事賞に輝きました。

科学部は「アテツヤクシソウ(新交雑種)の生態的種分化」をテーマに、進化の過程が不明だったキク科タンポポ連の新交雑種であるアテツヤクシソウの生態系を研究。成羽川流域での実地調査や発芽実験を行い、分布域を限定し、そこから母系と推定される種の葉緑体DNA(デオキシリポ核酸)を解析。ヤクシソウがアツヤクシソウの母系であると突き止めることに成功し、高い評価を得ました。
読売新聞社賞には本校のナミテントウ研究班の「ナミテントウの系統維持に関する研究」が選ばれました。約400匹のナミテントウと交配させて、遺伝の仕組みを研究し、これまで定説とされてきたナミテントウの斑紋の遺伝の優劣について、先行研究にはみられない結果を得ることに成功した事が評価されました。
また、優秀賞には本校の粘菌生活班の「スギの活力度と樹皮生粘菌との関係」が選ばれました。

知事賞、読売新聞社賞、優秀賞の3組は県代表として中央審査(東京)での審査に挑みます。
掲載日 : 2016/11/01