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赤血球について学びました。

進学医療コース1年生が理大出張講義を受講
 進学医療コース1年生は26日(火)、岡山理科大学からの出張講義を受講。免疫学が専門で臨床生命科学科の櫃本泰雄(ひつもとやすお)先生から赤血球についての話を伺いました。

 まず溶血現象について。溶血とは赤血球の膜が破れるなどして、ヘモグロビンが血球外に出ることの説明がありました。
実験中の櫃本先生(右)

実験中の櫃本先生(右)

 そして血液型について。ABO式以外にもたくさんの人間の血液を分類する方法があることやABOの血液の違いについて、また両親から半分ずつの血液の遺伝子を持っていることの説明がありました。
 後半は、抗体に反応することで血液型を判別することから、実際に櫃本先生の血液による実験が行われました。
 A型とB型に対して抗体を持つそれぞれの液体の中に先生の血液を入れて反応を見ました。
 どちらが固まるか(A型かB型か)、またどちらとも固まらないか(AB型かO型か)などの反応を見ながら、先生がABO型の何型かを導いていきました。

 医療関係に興味を持つ生徒には、血液に関する知識はとても重要です。「難しかったけど、もっと勉強がしたくなった」と感想があるように、生徒にとっては大きな一歩となる講義となりました。
会場 : 岡山理科大学附属高等学校
掲載日 : 2013.11.26