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SSH海外研修7日目

水質調査~ラボ~

研修7日目のプログラムメニューは、昨日採水したサンプルを用いていよいよ測定です。目的は、貯水池の水と家庭用水(水道水)では、どのような違いがあるか、また違いはどこからくるものか?を調査することです。水道水は貯水池から取り込んでいますので同じ水のはずです。でも二つの水質は違います。同じ水のはずなのに違った水質になる?さ~て、理由を考えてみましょう。今日の測定はその答えを導いてくれるのですが。。。。項目はpH、TDS、硬度測定、遊離塩素測定の計4種類です。カーソン先生の実験指示を真剣な表情で聞いています。英語で聞き取り、実行に移さないといけないので、非常にハードルが高いものにも関わらず、皆手慣れた様子で実験を行っていました。鬼気迫る真剣な表情に、カーソン先生の指導にも熱が入ります。

実験結果の整理と考察

実験室で測定を終わらせたあとは、部屋を移して実験結果の整理と考察です。皆ここでも真剣な表情で自分達の実験結果を整理しています。表情を見ると、立派な科学者ですね。今日ばかりは皆の真剣な表情に圧倒されるばかりです。皆、結果の考察頑張ってね~

最後は集合写真

実験、考察が終わった後は、カーソン先生を囲んで集合写真です。ここでようやく皆にも笑顔が戻りました。一日実験室にこもって測定でしたが、皆手際よくできました。カーソン先生も「君たちは立派な科学者だ」といって褒めてくれました。カーソン先生、一日丁寧なご指導を頂きありがとうございました。最初に抱えた疑問は解決したでしょうか?もう一度聞きます。「なぜ貯水池の水と水道水は水質が異なるのでしょうか?」答えはここでは伏せておきます。答えはここにいる科学者たちに聞いてみてください。
掲載日 : 2014/08/05