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まず自分の身を守ろう

防災避難訓練が実施されました。
煙道体験

煙道体験

 岡山理科大学附属高等学校では10日(月)、岡山市北消防署のご協力により煙道体験や起震車による揺れを体験する防災避難訓練が実施され、災害に備えた訓練を身をもって体験しました。

 近い将来に発生が予測されている東南海・南海地震の発生を想定し、人命の安全・被害の軽減・二次的災害の発生の防止を目的として訓練を実施。1・2年生と中高一貫の生徒の約950名が訓練に参加しました。
消火訓練

消火訓練

 1時半、地震が発生。そして出火や負傷者が出ることを想定。その中を生徒たちはグラウンドに避難します。グラウンドの入り口には青いビニールハウスが設置されおり、その中は白い煙でいっぱい。「前が見えない」「煙たい」などの声を上げながら生徒たちは煙道体験を行っていました。
 また消防のヘリコプターが上空を旋回し、避難の実況中継。大きな音と風を巻き上げながら真上を飛ぶヘリコプターが、グラウンドの避難の様子を報告していました。
起震車による地震体験

起震車による地震体験

 そして消火訓練。灯油に火を付けて燃える炎に消化器をかけて消火する体験を行い、火の根元を狙うように指示がありました。

 起震車による震度7の体験では、4人ずつが乗車。震度4で立っていることができなくなり、テーブルの下に避難。「初めての揺れで怖かったです。本当に立っていることができませんでした。」と生徒はまじめに感想を述べてくれました。

 今回の防災避難訓練を通して、「まず自分を守り、そして周りの人と協力し公助を待つ」という心掛けを忘れないように防災を呼びかけました。
会場 : 岡山理科大学附属高等学校
掲載日 : 2014.2.10