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ゼロハンカーレースで健闘

全日本高校ゼロハンカー大会に参戦
レース前に相談

レース前に相談

 全日本高校ゼロハンカー大会が22日(日)、倉敷市の高梁川河川敷で開催され全国から8府県18校が参加し40台が競う中、本校から2台が参戦し健闘をしました。

 排気量50CCのエンジンを搭載した小型車両は、エンジンからフレームなど各学校が自作したもの。色や車高の高低、クラッチの位置や何速にするかなど学校独自の開発の工夫に、車好きな見学者は各校の独自性に感心しながら見ていました。
本校同士の対決。野崎君(手前)と大森君

本校同士の対決。野崎君(手前)と大森君

 早朝のテントは車検を受けた車がエンジン音を吹かし、ボンボンという音があちこちから聞こえ、独特の臭いが立ちこめます。つなぎを着た生徒たちはエンジンの最終調整を終え、今か今かと予選をまっていました。

 予選はまず一台ずつ走行しタイムを競います。そのタイムを元に3~4台でレースを繰り広げ、予選一次から上位者が残ります。
 1位だけが決勝戦へ進出する予選三次では、なんと本校同士の対決となりました。
大森君が接戦を制しました。

大森君が接戦を制しました。

 野崎拓海君(機械科3年)の理大附1号と大森海斗君(同2年)の理大附2号など3台が出場したレース。接戦を制して2号が決勝戦へ進みました。

 決勝戦には10台が出場。24分間の耐久レースで周回数を競います。快調にエンジン音を響かせながら一周約一キロのコースを回り、20周目でタイムアップ。8位と健闘しました。

 今年から4サイクルのエンジンのみのレースとなり、車ファンにはちょっと物足りない大会となりましたが、それでもエンジンの改良やチームワークで挑む大会の魅力は十分あります。来年に向けてさらに進化を考えている機械研究部です。
会場 : 高梁川河川敷
掲載日 : 2013.12.22