トップページ > ニュース&トピックス > 文化祭の売上金をユニセフへ寄付

文化祭の売上金をユニセフへ寄付

健康・スポーツコースと進学理大コース
ユニセフへ渡す児新さん(中央)と原君

ユニセフへ渡す児新さん(中央)と原君

 文化祭の売上金をユニセフに寄付しようと12日(木)、健康・スポーツと進学理大の2コースの代表者が、来校された岡山ユニセフ協会の方々へ直接、売上金を寄付しました。

 ユニセフは募金で世界の子どもたちの命と健康を守るために活動している国連の機関。代表で原和輝君(進学理大2年)と児新美恵さん(同)、大橋直生君(健康・スポーツ2年)の3名が、文化祭時にフランクフルトやホルモンうどんで売り上げた売上金を手渡しました。
蚊を寄せ付けない蚊帳を触ってみます。

蚊を寄せ付けない蚊帳を触ってみます。

「ユニセフへ寄付された募金はニューヨークの本部へ送られ、そこから世界の現地事務所に送られて子どもたちのために使われます。」と説明があり、続けてユニセフの活動についての講演がありました。
 まず世界中の子どもの数は22億人。うち20億人が開発途上国や貧困下が暮らす子どもであるという話を聞きました。そして東日本大震災時や戦後15年間、日本もユニセフからの支援を受けていることを知りました。
この水瓶でネパールでは水を運びます。

この水瓶でネパールでは水を運びます。

 また5歳まで生きることができる子どもの割合や読み書きし理解できる割合(識字率)をフィリピンやブータンの現状と比べて知ることができました。
 マラリヤの原因となる蚊を寄せ付けない蚊帳(かや)や水をきれいにする薬など、100円でできることが紹介され、100円の募金でもたくさんの子どもの命が助かることが説明されました。

「5秒に一人、子どもが亡くなっていることに驚き、何ができるのかと感じた。世界の子どもを助けたいと思いました。」と生徒からは感想があり、世界の現実を知ることができた貴重な講演会となりました。
 
会場 : 岡山理科大学附属高等学校
掲載日 : 2013.12.12