広島からドラフト２位指名を受けた亜細亜大学の九里亜蓮さんの教育実習が２２日（金）から２週間の予定で始まりました。

　２０日には、大学日本一を決める明治神宮野球大会の決勝戦があり、九里さんが所属する亜細亜大学（東都リーグ）が明治大学（東京六大学リーグ）に２対１で競り勝ち、ピッチャーの九里さんは５回無失点に抑える大活躍をしています。

教壇に立つ九里先生

　昨日岡山入りし、今日の朝には元気に登校。朝９時には、担当の健康・スポーツコース２年生のクラスに入っていきました。
　まず「亜細亜大学の九里亜蓮です。」と自己紹介した後、高校や大学時代を振り返って、後輩達にメッセージを続けました。
　中学時代は学校や練習が嫌いだったことから話が始まり、高校時代の寮生活を通して家族に感謝するようになったと。そして「世界で親は一人しかいない」と語りました。

　生徒たちから「僕と鬼ごっこをしたこと、覚えていますか」との質問に、地元の米子の話で盛り上がりました。
「大学での自主練習は？」「好きな食べ物は？」「もてますか？」などの質問が飛び交う中、「僕は細くて太れないんですが、どうしたら太れますか？」の質問には、自分も太れなくて苦労した経験談を交えながら「お米を食べろ」と親身に応えていました。

　これから２週間、公民の教員免許取得のために多くを学び、夕方からはグラウンドでの練習にも参加します。しっかり「先生」として奮闘予定です。