また作業療法士では、脳内出血で麻痺になり、自らのリハビリの体験を通して、作業療法士の職業に感銘を受け、福祉の施設を開設した葉山靖明さんの体験談を紹介。作業療法士がいかに心に呼びかける職業かをお話されました。
続いて2人1組で、一人が作業療法士、一人が患者という役割で、患者に手袋をはめる体験を行いました。左右の手で関節の硬そうな手に、指の先から指に沿うようにゆっくりとさすりながらはめていき、そしてじっくりと手に感触を感じながら手袋を外すという体験。この体験は実際に行っている療法の一つで、手袋を外した手は、前より動きやすくなっていることを実感し、驚いた様子。どのような作用があったのか、不思議でした。
本日の経験をさらに広げたり深めたりしながら、自分の将来を少しずつ見つめているようでした。