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描きたくない時こそ描いてほしい
アニメ・デザインコース特別授業
手で描くことが大切!と講演。
アニメ・デザインコース1年生は27日(金)、東映アニメーションで活躍され、現在、倉敷芸術科学大学のマンガ・アニメコースで教鞭(きょうべん)をとられている森英樹先生から手描きアニメの講義を受けました。
「デジタルで描くことが多い時代ですが、手でアニメを描くことがとても大切です」と森先生。また好きな色があればその色に他色を混ぜて様々な色をつくって創造を広げてほしいと「色」へのこだわりも話されました。
一人一人のイラストを直します。
そして「描きたくない時にこそ、少し描いてみること」「利き手でない方の手で描いてみること」で新しい発見があるなど、取り組み方についても教えてくださいました。
休憩を挟んで、生徒のイラストを見ることになりました。一人ずつのイラストが大きくスクリーンに映し出され、そのイラストに森先生の手直しが入ります。一人の作品の手直しをみんなで見て、プロのテクニックを見ていきます。じっとスクリーン見つめて、森先生の声に集中する生徒たち。的確な指導にうなずきながら真剣に見入っていました。
イラストの直しを全員で見ます。
「中学時代は隠して描いていましたが、今はちょっと恥ずかしいけど、みんなで見せ合っています。みんなの前で直されるのは勉強になります。」と生徒からは前向きなコメント。
顔と手の大きさのバランスや見えないところを想定して腰の高さや手足を描くことなど、一人一人のイラストを丁寧に直していました。
「楽しく描くこと。これが一番です。」と描くことに夢中な1年生に大切なアドバイスをして授業は終了。実り多い授業となりました。
掲載日 :
2013.9.27