嬉しい笑顔の萱野君

　テニスの全日本ジュニア選手権の男子シングルスの決勝戦が１７日（土）、大阪府西区の靱テニスコートで開催され、岡山勢としては２１年ぶりのチャンピオンを狙って、萱野靖晃君（健康・スポーツコース３年）が挑みました。

　この大会は高校だけでなく、クラブチームや海外でも活躍する選手が目標とする、テニスジュニア界の最高峰の大会。レベル高い選手が出場する中、決勝戦の相手も海外ツアーに参戦する実力者でした。

山陽新聞　朝刊（８月１８日）

　決勝は押せ押せムードでスタートしましたが、力が入りすぎミスを連発。惜しくも２セットを先取され準優勝となりました。

　しかし今大会の試合内容には満足した様子で、「自分の持ち味の粘り強さが出た大会でした」と語るように準決勝では逆転勝ち。接戦をものにする「強さ」が見え、３年間の集大成の実力を発揮してくれました。

　暑い日も底冷えする日も練習に練習を重ねてきたテニス部員。体力勝負には負けない「底力」を全国に見せつけてくれました。

猛暑の中、合宿をする萱野君（２２日）

　萱野君は上位２位に与えられる世界スーパージュニア選手権（１０月に大阪で開催）への出場権を獲得。世界への切符を手にし「自分のテニスで一戦一戦、戦います。」と意気込みを語ってくれました。

　萱野君の世界での活躍をぜひ応援してください。