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干潟の生物に夢中 臨海実習
生命動物コースが干潟での臨海実習
岩を動かしてカニを採取
生命動物コースの2・3年生と科学部の生徒ら24名は6日(火)、高島にて臨海実習を行い、干潟の生き物への知識を深めました。
実習場所は瀬戸内海に浮かぶ高島。といっても新岡山港から船で約5分で到着する無人島で、まもなく干潮という時間を狙って、生徒たちは2時に上陸しました。
上陸前から生徒たちは「カニを捕まえるぞ」「馬刀貝(まてがい)とる!」とやる気が満ちあふれていました。
とれましたよ。
島にはすでに岡山理科大学で生物がご専門の斉藤達昭先生とゼミ生が調査を開始されており、その様子を見ながら生徒たちも干潟の中へズボズボと入っていきました。
少し馴染んだところで集合。実習内容を再確認です。事前学習でも学んだように「砂だけの場所」「砂と泥が混ざった場所」そして「干潮になると浮き出てくる泥のみの場所」の3カ所には特徴のあるカニがいっぱいです。今回はカニを中心に採取し観察することになりました。
斉藤先生(右から2人目)が説明中
グループに分かれてカニの採取が始まると、砂玉を作っているカニや岩の下に潜り込んでいるカニ、穴の中にいるカニなど夢中で採取。必死のあまり下着まで水に浸かっている生徒もいました。
「はじめてでオモシロイ」「ドロドロだけど気になりません」「楽しい!」などカニを手にしては観察しながらバケツへ。そして採取したカニについて斉藤先生の説明を聞きながらスケッチをしていました。
川や海にいないめずらしい生き物が干潟で生息していることを発見し、潮の満ち引きによって生きている生物への興味が更に深まったようです。
会場 :
高島
掲載日 :
2013.8.6